内容説明
本書は、映画に取り入れられたデザイン、あるいは使用されることのなかった多くのドローイングをお見せしながら、映画制作の過程に焦点を合わせています。ディテール、技術、そして映画制作に携わったアーティストたちの創造性について強調されています。アーティストたちの着想、彼らが用いた手法、そしてその体験について、アーティスト自身によって語られています。
目次
映画製作者(序文:スティーブン・スピルバーグ;序文:ピーター・ジャクソン ほか)
はじまり(エルジェ原作者;オリジナル・ストーリー ほか)
キャラクター(タンタン;スノーウィ ほか)
環境(ノミの市;ラブラドール通り ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イリエ
15
原作漫画が偉大な作品を映画化するとなれば、なんて壮大な仕事になるんでしょう。ここまで考え抜いていたんだなあ。多忙で家に帰れなさそうだけど、みんな楽しそう。2022/11/26
yyrn
1
『タンタンの冒険』シリーズは昔から大好きだったので、映画を楽しみにしていたが、劇場公開が東日本大震災のゴタゴタした時期だったので映画は見逃していた。この本を図書館でみつけて読んでみたが、原作の印象深いシーンが随所に忠実に再現されていて製作者らの強いこだわりが感じられて非常に面白く、ぜひ映画を見たいと思った。この本の登録数が少ないのが残念だ。また、難を言えば、映画では主人公のタンタンの顔だけが人間臭すぎてちょっと好きになれなかった。せっかくアニメなのだからもっとアニメらしい「イイ顔」にすれば良かったのに。2015/04/29
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