ずっと、この家で暮らす。―住まいの管理がつむぐ美しい生活

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784990077983
  • NDC分類 365.3
  • Cコード C0052

内容説明

住まいの管理とは、健康で快適に安心して暮らせるように住まいや環境を整える行為である。それは、自分や家族のためだけではなく、近隣やまだ見ぬ子孫や人間以外の生物種のためをも考えながらの営みである。住まいの管理はまさに生き方なのである。

目次

1章 スクラップ・アンド・ビルドからの卒業
2章 学びたい美しい住み方
3章 家族や地域がはぐくむ住まい
4章 人と住まいの健康と室内空気
5章 高齢者も安心な生活
6章 意識したい住まいの管理

著者等紹介

疋田洋子[ヒキタヨウコ]
奈良女子大学名誉教授。奈良女子大学家政学専攻科住居保健学専攻修了。以後、奈良女子大学に定年まで勤務。専門、住居管理学。主な研究テーマは木造住宅の耐久性と維持管理。我が国の建物の使い捨てに警鐘を鳴らしたく、せめて古材の再利用を促そうと、1996年民家の解体に立ち会い、柱は強度実験に供して強さを証明し、梁、大黒柱、煤竹などは再利用して田舎にアトリエを建てた

東実千代[アズマミチヨ]
畿央大学健康科学部人間環境デザイン学科准教授。奈良女子大学家政学部住居学科卒業後、住宅メーカーで設計を担当。その後、奈良女子大学生活環境学部に勤務する傍ら、同住居管理学研究室において研究活動を開始。同建築環境工学研究室にて研究を継続、同大学院人間文化研究科博士後期課程修了。同大学院助手を経て現職。主な研究テーマは室内空気環境と健康影響、環境共生住宅の温熱環境と快適性など

北口照美[キタグチテルミ]
奈良佐保短期大学生活未来科教授。奈良女子大学大学院家政学研究科住環境学専攻修了。住棟まわり空間や公園での人々の行動や園芸活動の調査を通して、屋外生活空間を中心として快適な居住環境のあり方について研究している

冨士田亮子[フジタリョウコ]
岡山大学大学院教育学研究科教授。奈良女子大学大学院家政学研究科住環境学専攻修了。専門、住生活、住居管理学。主な研究テーマは高齢者の住環境、生活財と住生活管理、住まいの維持管理としての清掃についてなど。現在は、毎日必要であるが不得手な掃除を住まいの維持管理の視点から見直そうとしている

藤平眞紀子[フジヒラマキコ]
奈良女子大学生活環境学部住環境学科講師。奈良女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了。研究生、非常勤講師を経て現職。木製の浴槽(湯ぶね)が研究の原点。住宅、なかでも木造住宅の耐久性向上について、材料および維持管理の面から研究している。また、木材をはじめとする自然素材の建築材料としての良さを活かしつつ、適切に管理していく方法についても検討している

町田玲子[マチダレイコ]
京都府立大学名誉教授。奈良女子大学大学院家政学研究科住環境学専攻修了。京都府立大学に停年まで勤め、金沢大学教育学部に再就職後、退職。専門、住環境管理学。住居学を学び、共働き家庭の生活環境や、住み方や維持管理に関する研究を主とする。著書(いずれも共著)『いま、家事労働に問われるもの』『住生活と住教育』『住まいと住み方』『住環境の計画 住まいを考える』『住生活論ー家族の自立と共生のために』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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