感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
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人生初の海外旅行でおとずれたタイ王国、ちょうど2000年ころだ。バンコクにはSOGOや ISETANがドカンと進出していた。で、その界隈の小道に入ると、ボロボロのほったて小屋に泥の水たまり、ものがあふれたごみ箱などなど。当時はこれがアジアか、これが貧困か、これが格差か、と思い知らされたものだった。の、だが。20年の時を超えて、それが大きな思い違いだったことを知った(第5章)。あのほったて小屋群は、臨時工事労働者のために整備されたもので、わりと教育や経済も行き届いた地域なんだとさ。憎し、俺のオリエンタリズム2023/08/10
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