目次
資本主義は間違っている!―日本一過激な予想屋、吉富隆安のアジテーション
一一〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇円の男―タカモト主義残党のカルトな夕暮れ
タカモトのない人生なんて…―馬券のあるところ、タカモトの発生は必然である
「書斎なんざハナッからない」―ホームレスギャンブラー、ケンジローの「奇跡」
「予想はするな。すれば死ぬ」―プロレス素浪人、ターザンの達観
競馬を終わらせた男―数理統計怪人、柏木久太郎の三〇年
消えた男たち―失踪、蒸発、遁走の日本競馬史
換金しない男―一〇〇円馬券にドラマと涙と笑いを読み取る孤高のコレクター
「足跡」なき「巨人」―大物総会屋にして競馬新聞社主、上森子鉄とは何者なのか!?
宿無しターフライター、畠山直毅の述懐―ポーカーゲーム、競艇、室内野グソの日々
日本競馬はアナーキストが作った!?―ケイシュウを創った「黒色戦士」白井新平物語
「行く道を行くだけだ、タバラがタバラであるために」―競馬界という「薮の中」で生まれた田原成貴という名の「おとぎ話」
著者等紹介
中田潤[ナカダジュン]
1959年岡山県生まれ。立教大学文学部卒。バンドマン、編集プロダクション社員、『平凡パンチ』専属ライターなどを経て、フリーに。『Number』『別冊宝島』『現代』などを主戦場に多数のノンフィクションを発表。好きな馬は、ミスターシービー、アドバンスモア、オールダッシュ
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