クラウディオ・アバド―静かな革命家

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クラウディオ・アバド―静かな革命家

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  • サイズ 46判/ページ数 354p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393936122
  • NDC分類 762.37
  • Cコード C0073

出版社内容情報

世界的指揮者、クラウディオ・アバド(1933-2014)の評伝。カラヤン亡き後のベルリンフィルの芸術監督として一時代を築き、音楽界を牽引。現代音楽への取り組みや、ルツェルン音楽祭、若手の積極的な育成など、次世代に果たした役割も大きい。その華々しいキャリアと、静かに燃える芸術の根源に迫る。

内容説明

カラヤンに続くベルリン・フィルの芸術監督として一時代を築いた指揮者アバド。その華々しいキャリアと静かに燃える芸術の根源に迫る。

目次

1 友人たちのクラブ
2 幼年時代と少年時代(1933‐49年)
3 ミラノとウィーンでの学生時代(1949‐58年)
4 最初の受賞、指揮台の席巻(1958‐68年)
5 オペラの聖地、ミラノ・スカラ座(1968‐86年)
6 「音楽/現実」―アバド、ノーノ、ポリーニ
7 アバドのユース・オーケストラ
8 指揮台でのさまざまな職務(1972‐85年)
9 ロンドン交響楽団(1979‐87年)
10 愛憎渦巻くオペラの殿堂―ウィーン国立歌劇場(1986‐91年)
11 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 前編(1989‐98年)
12 ベルリンでのテーマ制ツィクルス
13 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 後編(1998‐2002年)
14 友情のオーケストラ―ルツェルン(2003‐13年)
15 イタリアとラテンアメリカ
16 晩年の音楽づくり―内面化された耳
17 死と変容

著者等紹介

シュライバー,ヴォルフガング[シュライバー,ヴォルフガング] [Schreiber,Wolfgang]
1939年ドイツ・コブレンツ生まれ。ドイツ語圏でもっとも著名な音楽批評家の一人。ウィーンで新聞・雑誌等に文化記事を執筆した後、1978年から2002年まで南ドイツ新聞の文芸欄で音楽部門の編集、批評を担当。1970年代からクラウディオ・アバドの活動を間近で追い、親交を持つ。2002年からはフリーの批評家としてミュンヘンおよびベルリンで活動

杉山有紀子[スギヤマユキコ]
慶應義塾大学准教授。ザルツブルク大学博士課程修了。専門はドイツ語圏、特にオーストリアの近現代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

97
私がアバドさんを聴いたのはベルリン・フィルとの来日公演2回だけ(ブラームスとマーラー)。どちらも一生の思い出の演奏会となった。本書で紹介されるアバドさんのお人柄(読書家、知的、謙虚、オープン)は、正にこの指揮者のカンタービレそのもの。BPOの音楽監督が有名だが、私は、数多くのユース・オーケストラを育てたことやルツェルン祝祭管弦楽団を組織したことが、アバドさんらしい素晴らしい業績だと思う。また、イタリア人なのに、プッチーニもレスピーギもベリズモ・オペラも振らなかったことに、アバドさんの音楽的な矜持を感じる。2025/05/19

karutaroton

11
高校でオーケストラ部に入って、当時でも確か2万以上したチケットを買ってもらってアバド指揮のベルリンフィルのコンサートをシンフォニーホールで聴いたのは、未だに思い出します。ブラームスの終盤でもう終わってしまうことに泣きそうだった😭のでこの本の書評を見た時に読もうと思いました。ので、人におすすめって本ではないけど、自分はそれも含めて色々振り返れて良かったです2025/04/25

愛理ちゃん88

4
一つは音楽界においてミラノ、ロンドン、シカゴの大きな組織で指揮者としての経験を積んできたこと。次に古典、ロマン派からモダニズムまで、モーツァルト、ベートヴェンからマーラー、ストランヴィンスキーに至る「主要レパートリー」を知り尽くしていたこと。そして三つ目として、多くの録音によって、レコード業界とも強いつながりを持っていたことである。2025/05/17

ぷろヴぃそ

3
トスカニーニを反面教師とし、カラヤンの影にも抗ったリベラリスト、アバド。その最大の業績はベルリンにおけるテーマ制ティクルスと、複数の新しい友情オーケストラの立ち上げであった。CDを聴いているだけでは絶対にわからない偉大な芸術家の真の姿。2025/06/21

ブネ

3
【MEMO】 ◉世界的指揮者、クラウディオ・アバド(1933-2014)の評伝。 カラヤン亡き後のベルリンフィルの芸術監督として一時代を築き、音楽界を牽引。現代音楽への取り組みや、ルツェルン音楽祭、若手の積極的な育成など、次世代に果たした役割も大きい。その華々しいキャリアと、静かに燃える芸術の根源に迫る。2025/06/04

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