旅行人ウルトラガイド
客家円楼

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  • サイズ A5判/ページ数 125p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784947702326
  • NDC分類 522.2
  • Cコード C0026

内容説明

本書に紹介されている地名、華安県、始興県、龍南県と聞いても、それは中国のいったいどこにあるのか、そこに何があるのか、具体的にイメージできる人はまずいないはず。これらの、今まで聞いたこともないような土地にあるものとは一体何か。一言で言えば、ただの中国人の「家」です。そう、このガイドブックのテーマは、「客家」と呼ばれている、主に中国の華南地方に住む人々の「家」を訪ね歩くことです。この客家の家というのを日本の常識で考えてもらっては困ります。あるときは、地に舞い降りた巨大なUFOに、またあるときは地面からニョッキリ生えた巨大なきのこに形容され、大きいもので直径100メートルにも達する巨大な円形の土造りの建築物。これが客家の家の一種である円楼と呼ばれるものです。この家の中で、数百人にも及ぶ大家族とその家畜達が生活を共にし、内部には彼ら一族の先祖を祀る祖堂と呼ばれるお寺まである。それは、家というよりはむしろ、一つの村と言ったほうがふさわしいかもしれません。

目次

旅の技術
客家と客家建築
福建省〓西地区
福建省〓南地区
広東省粤東地区
広東省粤北地区
江西省〓南地区

著者等紹介

岡田健太郎[オカダケンタロウ]
1974年生まれ。札幌在住。学生時代はバックパッカーとして中国を駆け回るが、現在は某旅行会社社員として、バックパッカーとは無縁のパック旅行・社員旅行の手配に忙殺される日々を送っている。航空券の予約がとれず客から文句を言われるたびに思うことは「やっぱ中国の服務員っていい商売だよなー」
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しまりんご

2
この本を持って福建省の土楼を訪ねてみました。交通事情や宿泊のこと、土楼の訪ね方、建築としての土楼知識まで、とても、有益な本でした。ただ、ここ数年の中国の発展で、料金は本よりも全体的に上がっていました。2014/03/14

akizuki

0
客家の家は円形の集合住宅が有名だが、他にも方形や多角形、洋風建築もある。客家は革命家、政治家、軍人など多くの実力者を輩出した民族で、華僑としては東南アジアに絶大な力を持つ。2012/02/18

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