内容説明
思い切って外に出よう。勇気とほんの少しのがんばりがあれば、きっとできる。車いすの玉木文憲からのメッセージ。
目次
第1章 チェアウォーカーの役割
第2章 車いすがひらくもの
第3章 公共交通機関を使いこなす
第4章 自動車で動く
第5章 旅に出よう!
第6章 人の温かさ
第7章 チェアウォークの持つ意味
著者等紹介
玉木文憲[タマキフミノリ]
1949年、神奈川県茅ヶ崎市生まれ。バリアフリージャーナリスト。53年、父子家庭突入。64年、父死去。孤児となり、東京都小平市のサレジオ学園へ。69年、西武百貨店入社。79年、脊髄萎縮発病。85年、大阪に転勤。91年、創価大学通信教育部経済学部卒業。95年西武百貨店退社。同年、有限会社ボールズ設立。97年、病状悪化、寝たきり生活に突入も、一年後に再起。98年、特定非営利活動法人WeCAN!副理事長、FFC普及会、東京ライターズバンク、東京スピーカーズクラブ会員。妻、一姫二太郎の四人家族(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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明日からアクティブになれる、チェアウォーカー(車イス)入門書。読んでいて何度、著者さんがチェアウォーカーであることを忘れかけたことか!私なんかよりよっぽど活動的(笑)出来る出来ない決めるのは、心一つなんだなぁと改めて思い知りました。あと、本の中で何度も触れられている、身体が不自由な人が受ける権利を持つ割引・補助について。玉木さんの気持ちや体験に触れて、偏見と知らず知らずの悪意の目でもって見ていた自分が本当に愚かに思えた。当事者の人の声を聞くまでは、何事も判断してはいけんということだ。反省をしなければ。2009/12/26