出版社内容情報
2学期、学校のいろいろな場所で風船みたいなおかしなオバケの目撃情報が続いた。4年1組のオバケ探偵団、ホオズキくんとマサキとおマツは調査に乗り出すが、なかなか正体がつきとめられない。すると、同級生のユースケが「自分の落書きのせいでオバケが出たのかも?」と相談にきて……。
小学校4年生にしてオバケのプロ、ホオズキくんがオバケ事件を見事に解決! 富安陽子のちょっとこわくて、わくわくする読み物シリーズ、第5弾!
内容説明
学校にへんてこなオバケが出る…といううわさが広がった!4年1組のオバケ探偵団のホオズキくん、マサキ、おマツが、調査を進めていると、同級生のユースケが三人にいった。「そのオバケ、ぼくのせいで出てきたのかも?」
著者等紹介
富安陽子[トミヤスヨウコ]
1959年、東京に生まれる。和光大学人文学部卒業。『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞、「小さなスズナ姫シリーズ」で新美南吉児童文学賞、『空へつづく神話』で産経児童出版文化賞、『盆まねき』(以上偕成社)で野間児童文芸賞、産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞
小松良佳[コマツヨシカ]
1977年、埼玉県に生まれる。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒業。児童書の挿絵の仕事を中心に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
69
児童書。ホオズキくん⑤小学4年生の橋本真先(はしもとまさき)は、同級生の赤松千裕(あかまつちひろ)と鬼灯京十郎(ほおずききょうじゅうろう)と3人で「オバケ探偵団」を結成している。ホオズキくんはオバケ退治一族で、オバケマニア▽学校の色んなところで、風船みたいなオバケが目撃されている。強引なおマツの掛け声で、3人は調査を開始。オホズキくんの持ってきた目薬を指すと、オバケが見える。笛を吹いてオバケを呼び寄せるが、目当てのヤツはこない。オバケの正体は▽付喪神。あっさり面白い。ホオズキくんは成長止めるべき。2023/06/14
anne@灯れ松明の火
20
新着棚で。シリーズ5。学校のあちこちで、風船みたいなオバケの目撃情報が! これは、オバケ探偵団の出番と、おマツが張り切り、マサキは巻き込まれ(笑) ホオズキくんも興味深そう。それにしても、何度見ても、ホオズキくん、少年の頃はイケメンね(笑) 2023/05/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
令和6年度3年生ブックトーク授業 昨年は絵本を中心に紹介したので、今年度は児童書を!面白いとおもってもらえるよう富安陽子さんの作品を中心にセレクトしました!『 学校のオバケ騒動 / オバケ調査開始!/ 風船オバケ出現!/ 学校はオバケだらけ!/ オバケの正体 / 人をあやつるオバケ / ホオズキくん、オバケをゲット! 』2024/07/09
海(カイ)
6
【図書館】今回は学校にへんてこなオバケが出るという噂が広がった。オバケ探偵団の三人が調査を進めると、その正体は……。2023/04/20
けいねこ
6
オバケ事件簿シリーズもはや5冊目。どうみても変わっていて不思議なのに、自分ではそう思っていない、けれど、自分は特別だと思っているらしいホオズキくん、巻を追うごとにマッドサイエンティスト感(?)が増してきているような。そのうち大事件に巻き込まれるのだろうな。2023/04/10