ペダルよ、あれがパブの灯だ―Ｐｅｄａｌ Ｐｏｗｅｒ ｔｏ Ｉｒｅｌａｎｄ

尾関 康之【著】

リトルガリヴァー社（2002/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 347p／高さ 20cm
• 商品コード 9784947683618
• NDC分類 292.09
• Cコード C0095

内容説明

日本人青年尾関康之は１９９８年４月、大阪神戸を発ち、中国天津に向かった。これから始まる１３０００キロにおよぶ自転車漕行の大アバンチュールの出発点でもあった。それから約５ヵ月かけて、北京、モンゴル、ゴビ砂漠、イルクーツク、シベリア、カザフスタンからウラル山脈を超えてヨーロッパ大陸へ。そしてついにアイルランドのダブリンに着地した。ここにペダル・ノンフィクションの大作が完成した。

目次

第１章　下準備
第２章　食ヲ以テ天ト為ス好〓（ハオチェン）、中国！
第３章　天と地とモンゴル、サイン！
第４章　バルショイ、シベリア！
第５章　ハラショー、ロシーア！
第６章　ヨーロッパを、かじる
第７章　カウント、ダウン
第８章　アイルランド！

著者等紹介

尾関康之［オゼキヤスユキ］
１９７１年福岡生まれ、大阪育ち大阪外国語大学イスパニア語学科卒業。９４年某重工業会社入社。９６年同社を退社し、９８年４月から半年をかけてユーラシア大陸を自転車で横断。以後、デンマークへ居を移す。現在、北欧で開発されたソフトウェアを日本に輸出する会社を共同経営。コペンハーゲン在住の３１歳
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感想・レビュー

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[nobody]

98年4月16日〜9月11日、ユーラシア大陸12935kmアイルランドへの自転車旅。感性の合わぬ書き手の本は拷問に等しい。ダメな筆者の共通項は非一般語を解説なしで用いること。こっちは趣味の専門誌を読んでるのではない。その心性の延長で筆者は横文字をアルファベット表記で出す。BGMのつもりか随所に出す洋楽曲名とアーチスト、アイルランド人のお祝いメール。教養をひけらかすためこれも随所に意味なく並べるオデュッセウス漂流譚とユリシーズの引用。アイルランドのラジオ番組とブリヂストンとアイルランド大使館のバックアップ。

2019/05/24