また来ん春…

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 27cm
  • 商品コード 9784947666185
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C1071

出版社内容情報

総66頁 上製本カバー掛け
収録作品 詩28篇 画29点

著者等紹介

中原中也[ナカハラチュウヤ]
1907年、山口県湯田温泉に生れる。20年、山口中学に入学。22年に吉田緒佐夢、宇佐川紅葉らと歌集『末黒野』を刊行。23年、山口中学を落第し、京都立命館中学に転入学。詩集『ダダイストの新吉の詩』に共鳴して、ダダ調の詩を書き始める。23年、女優長谷川泰子と同棲、翌年に二人で上京する。28年に音楽団体「スルヤ」を知り、翌年『スルヤ』に詩を発表し、発表演奏会では歌詞として歌われる。29年、河上徹太郎、大岡昇平らと同人誌『白痴群』を創刊。以降自由に詩を発表する。34年、『山羊の歌』を刊行。37年、永眠

清宮質文[セイミヤナオブミ]
1917年、東京都新宿区に生れる。42年、東京美術学校油絵科を卒業。長野県上田中学校や慶応義塾中等部の美術教師やデザインの仕事に従事した後、53年に東京美術学校の同級生とグループ「ゲフ会」を結成。これを機に画業に専念、木版画の制作を始める。翌年、春陽会に初出品、初入選する。以後74年まで毎回出品する。木版画の他にガラス絵、水彩などの個展活動を続ける。91年永眠
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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テツ

19
中原中也の傍若無人で破天荒な私生活を知った後に彼の詩を読むと、いったい何処からこんなに美しく悲しく透明感に溢れたものが生み出されたのかといつも不思議に思う。触れたら壊れてしまいそうな清らかさ。清宮質文さんの版画も詩の奏でる世界にとてもマッチしていて眺めているだけでトリップしてしまいそうになる。冬の夜に美しい詩と版画を眺め、しばらく現実世界から離れてみるっていうのは幸福で贅沢な時間だよな。2017/11/30

みどり

9
やはり中原中也の詩は「夏の夜」に目がいく。『あゝ 疲れた胸のうちを 桜色の 女が通る 女が通る。』この詩の良さを清宮質文の絵がさらに最高にしていた。清宮氏の作品は、とくに中也の「夏の夜」という詩の挿絵「行手の花火」と「早春の風」の挿絵「早春の静物」がとても美しい。しばらく眺めていた。この本を作成する際編集協力として清宮氏の夫人が参加されていたとのこと。編集後記に、清宮氏が生前、中原中也の詩が好きだったこと、仕事場に詩集がおいてあったことが書かれていて、本を閉じながらとても満ち足りた気持ちになった。2017/06/03

なつ

5
フランス語の先生がよくそらんじるので興味を持ち、手に取りました。青春を憂うような詩が多いのですね。なんだかしんみりしてしまう詩たち。そして、見開きで載っている絵が素敵でした。よごれつちまつた悲しみに…は名作ですね。2015/07/04

ねっしー

5
フランス語の先生がよくそらんじるので興味を持ち、手に取りました。青春を憂うような詩が多いのですね。なんだかしんみりしてしまう詩たち。そして、見開きで載っている絵が素敵でした。よごれつちまつた悲しみに…は名作ですね。2015/07/04

晴久

2
美しいです。詩だから、けっして長い文章ではないのに、情景が浮かびます。これは何について書いているのかなとか、妄想…いえ、想像するのがすごく楽しかったです。版画とあわせて、大きい絵本のような本なので、馴染みやすいです。2010/08/11

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