出版社内容情報
総66頁 上製本カバー掛け
収録作品 詩28篇 画29点
著者等紹介
中原中也[ナカハラチュウヤ]
1907年、山口県湯田温泉に生れる。20年、山口中学に入学。22年に吉田緒佐夢、宇佐川紅葉らと歌集『末黒野』を刊行。23年、山口中学を落第し、京都立命館中学に転入学。詩集『ダダイストの新吉の詩』に共鳴して、ダダ調の詩を書き始める。23年、女優長谷川泰子と同棲、翌年に二人で上京する。28年に音楽団体「スルヤ」を知り、翌年『スルヤ』に詩を発表し、発表演奏会では歌詞として歌われる。29年、河上徹太郎、大岡昇平らと同人誌『白痴群』を創刊。以降自由に詩を発表する。34年、『山羊の歌』を刊行。37年、永眠
清宮質文[セイミヤナオブミ]
1917年、東京都新宿区に生れる。42年、東京美術学校油絵科を卒業。長野県上田中学校や慶応義塾中等部の美術教師やデザインの仕事に従事した後、53年に東京美術学校の同級生とグループ「ゲフ会」を結成。これを機に画業に専念、木版画の制作を始める。翌年、春陽会に初出品、初入選する。以後74年まで毎回出品する。木版画の他にガラス絵、水彩などの個展活動を続ける。91年永眠
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。