著者等紹介
柿本幸造[カキモトコウゾウ]
1915年、広島生まれ。あたたかさいっぱいの絵が、多くの大人や子どもたちに愛されている。1998年没
市川宣子[イチカワノブコ]
1960年、神奈川県生まれ。『ケイゾウさんは四月がきらいです。』(福音館書店)で第56回小学館児童出版文化賞、『きのうの夜、おとうさんがおそく帰った、そのわけは』(ひさかたチャイルド)で第48回野間児童文芸賞、『あまやどり』(文研出版)で第24回広介童話賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ツキノ
22
2019年7月発行。柿本幸造さんにこんな作品があったのか!こちらは月刊保育絵本「よいこのくに」1967年8月号(学習研究社)のために描きおろされたものに、52年後、新しく市川宣子さんの文章で絵本になったとのこと。うみがめのあかちゃんの海の中での出来事。「にげてばかりじゃしょうがない」とでっかいうみがめさんが話す。【127】2023/07/29
anne@灯れ松明の火
21
新着チェックで予約。柿本幸造さんの絵で、新刊が出るなんて、うれしい! 昔の作品に市川さんが新たに文を付けたそうだ。温かく、優しい絵。海の生き物が丁寧に描かれている。隣町のイベントにも持って行ったら、男の子がよく聞いてくれた。絵もじっと見て、カメやサカナを指さした。2019/08/14
mntmt
13
行きたい方へ行こう!!2019/08/31
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
ウミガメの産卵はテレビや本で取り上げられますが、海を目指すうみがめのあかちゃんのその後はあまりないですね。沢山生まれても、海を目指していく途中でたどり着けない者、海の中でエサになってしまう者、ほんの一握りだけが大きなうみがめになるんですね。より多くの赤ちゃんたちが大人になりますように。『いけいけ どんどん! 宇治勲 PHP研究所』もおすすめです。https://bookmeter.com/books/3136272019/09/03
てぃうり
3
みんな、大きくなってね!2024/07/29