内容説明
対外関係から国内問題、地域社会まであらゆる分野で求められる新しい公共性の構築に向けた政治学、法律学からのアプローチ。
目次
序論 ガバナンス論と本書の課題
第1章 日米安保体制の運用と構造
第2章 リスク・ガバナンスに挑む地方自治―北海道の遺伝子組換え作物規制をめぐって
第3章 自律的コミュニティ形成の政治過程―自治会の形成と展開からみたコミュニティ・カバナンスの可能性
第4章 インターネット上の名誉毀損と「対抗言論」―インターネット上の表現の自由と秩序のあり方
第5章 温泉資源のガバナンス―温泉資源の保全・保護の視点から
第6章 入会林野のガバナンス―志賀高原の事例を中心に
第7章 気候変動とコーポレート・ガバナンス
第8章 日本のガバナンスの在り方についての考察・序説―「司法制度改革」を素材としての覚書
著者等紹介
村田彰[ムラタアキラ]
1953年生まれ。法政大学大学院私法学専攻博士課程科目修了。佐賀大学経済学部助教授等を経て、現職。専攻は民法。現在、流通経済大学法学部教授
植村秀樹[ウエムラヒデキ]
1958年生まれ。早稲田大学法学部卒業。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科博士課程修了。文部省教科書調査官等を経て、現職。専攻は安全保障論。現在、流通経済大学法学部教授、博士(国際政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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