内容説明
国語教育と日本語教育への指導・応用に向けた両視点からのアプローチ。日本語の文章論や欧米のテクスト分析といった言語理論の手法を用いて説明文の特徴や文章構造を明らかにする。
目次
はじめに・本研究のねらい
1 テクスト分析の歴史的展開
2 テクストにおける文脈展開
3 国語教育・日本語教育における説明的文章
4 説明文のジャンル特性
5 説明的文章における「のだ」文の機能
6 説明文における「中核文」の認定―文段認定へむけての方策
7 説明文のマクロ構造の認定
8 説明文のマクロ構造認定のケーススタディ
9 説明的文章に見られるマクロ構造
結び―本研究の成果と今後の課題
著者等紹介
立川和美[タチカワカズミ]
1989年お茶の水女子大学文教育学部卒業。1998年東京大学大学院総合文化研究科、博士課程修了、学術博士。2008年~流通経済大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。