ポリマー選書<br> ゴム・エラストマーのリサイクル

ポリマー選書
ゴム・エラストマーのリサイクル

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784947533579
  • NDC分類 578.2
  • Cコード C3058

内容説明

天然ゴムの加硫物を原料ゴムにもどす再生技術は相当古くから実力化されており、問題点は比較的少ない。しかし最近の加硫ゴムには種々な新しい強力な加硫促進剤、補強充てん剤、各種の着色顔料などが加えられ、架橋反応機構も複雑となり、その完全なリサイクルは困難になりつつある。新しい合成ゴムの中には耐油性、耐熱性をいちじるしく高めたものもでき、リサイクルはますます困難になった。最近は液晶、特殊な合金の超微粒子などを配合したゴム製品等では、そのリサイクルは不可能に近い。その製品の歩どまりは悪く、これらは目下各方面で研究が進められつつある課題である。本書は、これらの問題点をよく頭に入れながら、その解決に対して深い考察と提案をつづけている著者の労作である。

目次

第1章 「ゴム」および「エラストマー」とは
第2章 ゴム・エラストマーのリサイクル
第3章 わが国におけるリサイクルの動向
第4章 熱可塑性エラストマーのリサイクル
第5章 加硫ゴムのリサイクル
第6章 今後の方向性

著者等紹介

秋葉光雄[アキバミツオ]
理学博士。1947年愛媛県に生まれる。1980年筑波大学大学院博士課程修了。同年(財)化学品検査協会入社。1983~84年米国ペンシルバニア大学留学。1991年日本ゴム協会配合研究部会主査。1992年(財)化学品検査協会課長。1994年(社)日本合成樹脂技術協会より文献賞授与。1995年著書『熱可塑性エラストマー―最近の研究開発動向』をラバーダイジェスト社より刊行。1997年岡山理科大学非常勤講師
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