内容説明
２０代で米国ハーバード経営大学院を成績上位５％で卒業した著者が、留学中の世界のビジネスエリート達との交友を通じ、金融資本主義の支配者層がなにを考え、どう行動するのかをリアルに分析する。ファンドマネーが世界を席巻している時期に、金融資本主義の将来に疑問を提起していた著者の洞察力は見事の一語に尽きる。
目次
第１章 君は信念を持っているか
第２章 海軍に入るより海賊たれ
第３章 お前はジャパニーズだ
第４章 大聖堂を建てる仕事
第５章 ファンドバブル崩壊前夜
第６章 計画された偶然性
著者等紹介
岩瀬大輔［イワセダイスケ］
１９７６年埼玉県生まれ。東京大学法学部卒業。大学在学中に司法試験に合格。その後、ボストン・コンサルティング・グループ、リップルウッド・ホールディングスを経て、ハーバード経営大学院に留学。卒業時に、日本人では４人目となる、上位５％に入る成績最優秀称号（ベイカー・スカラー）を受ける。帰国後、ライフネット生命保険設立に参画。現在、代表取締役副社長。自身のブログ「生命保険立ち上げ日誌」を日々更新中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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あんころもち
8
タイトルがイカツイが、あくまで留学体験記である。「どんな人に会ったか」が中心で、一人あたりの記述の多さに、人のことをよく見ていると感心させられる。大学でも職場でも重要なのは人との関わりであり、respectなのだと実感。2015/04/08
くわずいも
2
ハーバードのビジネススクールの生活が垣間見られる。とにかく凄い人達の集まりなのね…2013/06/30
おおカワ
2
どんな家系に生まれたんだろ。きっとエリート家系に生まれたんだろうなっていう内容だったな。エリートはエリートを産み育てる。2013/06/22
日向
1
これは騙されたと思って金融何もわからない人もMBA興味ない人も全員読んで欲しい。ライフネット生命の岩瀬会長が起業前に留学していた2004~06年のハーバードでの経験をリアルタイムで綴ったエッセイブログを書籍化したものだが、この社会のあり方から人生に対する示唆までありとあらゆる学びが詰まっている。超良かった。2021/12/25
ヨードー
1
上司の命令、会社の方針が絶対に間違っているとき、｢指示されたことはできません。それは、自分のプリンシプルに反するから。｣カッコいいではないか。この一言を教えられる大学は日本にはないかも。今KYBの改竄問題で騒がしいが、これからも同じような問題が噴出し続けるだろう。勇気を持ってこの一言を誰かが言わない限り。2018/10/21
