内容説明
神学部教授であり、仏教研究者である著者が、仏陀、親鸞、孔子、世阿弥ら古今東西の先人たちの心にとどまる名言を集め、昭和30年代の幼少期の原風景にそっと重ね合わせつつキリスト教信仰との接点を探った画期的キリスト教入門。
目次
修行僧は心のうちが平安となれ。
わたしは夕日の長い、ななめに射す光が好きだ。
朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり
月日は百代の過客にして行きかふ人もまた旅人也。
不易流行
彼岸へ渡る
衣食足りて礼節を知る。
あきらめずへこたれず、魚になるまで水かきがつくまで泳ぐことだ。
怠け者は夕暮れ時に忙しくなる。
オリンピックで重要なことは、勝つことではなく、参加することである。〔ほか〕
著者等紹介
大和昌平[ヤマトショウヘイ]
東京基督教大学教授、聖書宣教会講師。1955年、大阪市生まれ。関西大学法学部、東京基督神学校、佛教大学大学院博士課程満期退学(仏教学研究科、文学修士)。日本印度学仏教学会員、日本思想史学会員、比較思想学会員、他。福音交友会・京都聖書教会牧師を25年間務め、2009年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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