感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
5
シュライエルマッハーの「リュッケへの手紙」とイントロダクションが収録。「最初からシュライエルマッハーの批判家たちは、彼の著作における哲学の役割について一致した見解を持っていたわけではなかった。解釈のあるひとつの線によると、かれの教義学は、あまりに哲学に依存しすぎている。いや、哲学そのものだというのである。この観点から見ると、シュライエルマッハーとは、グノーシス主義者、スピノザ主義、あるいは汎神論者、さらに観念論者として見られる。『信仰論』の序説は教義学にとっての哲学的基礎として、読まれたわけである」2020/11/01
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- 和書
- スイッチ 〈15-11〉