内容説明
人が酔うのは、酒ばかりではない。東京の場末、個性ある隠れた酒場46店を呑んべえ3人組が飲み歩く。これぞ「酒場愛好家」の必読書。
目次
第1章 煮込みには焼酎が似合う
第2章 泡盛が奏でる至福の時
第3章 店構えに吸い寄せられて
第4章 豊潤なるもつ焼きの世界
第5章 これが下町の酒場だ
第6章 都の北は宝の山
第7章 泪橋は今宵もふけて
第8章 門前、街道沿いに憩いの店
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マッピー
11
東京の下町にある酒場を、3人の著者がそれぞれ紹介。ただ、この本自体が20年前の出版と古い本であるのに、本文はどうもそれよりも結構前に書かれているような気配がある。東京の下町ということで、向島とか小岩とか浅草とかのたち飲み屋さんや、カウンターだけの小さな居酒屋が紹介されているのだけど、詳しい住所を書いていない。きーっ!なんて不親切な本なんだ!と思ったら、あとがきにこう書いてあった。“客が一度に押し掛け、常連が追い出されるようなことになるのを避けたかった”なるほど、なるほど。なら許す。2018/07/27
タカラ~ム
1
東京下町に、時にはひっそりと、時には地元民に愛されて佇むちょっと薄汚れた酒場を巡った1冊。酒もあまり飲まないし、一人で居酒屋に行くこともないけど、こういう本を読むのは好き。1998年発行で少し古いんだけど、この中で紹介されている店がどのくらい残っているのか気になる。2011/01/13
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