内容説明
NETFLIX・ドキュメンタリーで大好評のベストセラー!私はあなた方読者を医者の立ち位置に据えてみたい。医者が見ているものを見てほしい。不可解な病気の分からなさ加減、そしてそれが解ける際の感動を是非とも味わってほしい。医学的謎解き54話。
目次
緒言 謎解き
第1章 焼けるような発熱
第2章 お腹が痛い
第3章 頭が痛い
第4章 息ができない
第5章 気も狂わんばかり
第6章 気を失って
第7章 奇妙な発疹
第8章 かくも力なく
著者等紹介
松村理司[マツムラタダシ]
1974年京都大学医学部卒業。京都大学結核胸部疾患研究所胸部外科、国立療養所岐阜病院外科、京都市立病院呼吸器科、市立舞鶴市民病院内科勤務を経て、2004年洛和会音羽病院院長。2013年洛和会総長。2015年洛和会京都厚生学校学校長(兼務)。国立がんセンター、沖縄県立中部病院、米国バファロー総合病院・コロラド州立大学病院で臨床研修。京都大学医学部臨床教授。FACP(米国内科学会フェロー)・同会名誉フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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punyon
33
副題のミステリーの文字に騙された(>_<) 翻訳文って事もあり、淡々と綴られる、これは正に難病奇病の記録であって、とても読んで面白い代物ではなかった。結局、こういう奇異な病気の診断は医者の勘と経験に頼るしかなく、後は運!こうなってくると、患者のドクターショッピングをどうこう言えないではないか。地方住民としては、学閥にとらわれない医師の情報ネットワークの拡充を切に願わざるを得ない。そして、遺伝性、免疫不全による病が増えてきた近年、増え過ぎた人間様はいよいよ神の手で淘汰される時が来たのではないかと…アーメン2021/08/30
くさてる
15
不可思議な症状から解き明かされていく病名とそこからの治療について。そもそも診断と治療とはなにか、という基礎的なことから始まって、病気と人間、その運命に携わる医療という職についてまで思いをはせてしまった。取り上げられている症例がそれぞれユニークで短編小説を読んでいるように読めて、面白かったです。2021/09/15
y
3
意図して選んだことを差し引いても、世の中には様々な病気があるのだなぁと思いました。 幸い本書にあるような切迫した状況に置かれたことはありませんので日本の状況はわかりませんが、救急医とかかりつけ医の連携が見事だなと感じました。2021/09/02
ちー
1
症状から本当の病気を探し出す。 このタイプのテレビも好きでよく見ている。 外国の本を日本語訳したものだから多少の読みにくさはあるものの一つひとつはとても短い。 聞きなれない病気が多いけれど誰もが明日かかるかもしれない。 私自身病気になったときになかなか診断がつかなくてやっとついたと思ったら何だか聞いたことのない名前。 だから、この本にも出てくるかなーって読んでたけど出てこなかった笑笑 実際の話だから全部が全部見つかってよかったってだけじゃなかったけど世の中にはいろいろな病気があるんだなって思った。2022/08/21
アーキー
1
★★★☆☆ 75 図書室本 2021/08/18
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- 和書
- すごい植物最強図鑑