内容説明
山中の岩屋、修行場で念仏修行する播隆の足跡。伊吹山禅定(山籠修行)、笠ヶ岳再興、槍ヶ岳開山・開闢、「蕎麦粉を水でねって食し、冬でも木綿地の単衣一枚と鼠色の袈裟と衣を着用」というような修行の厳しい実態を明らかにする。
目次
第1章 伊吹山禅定
第2章 笠ヶ岳再興
第3章 槍ヶ岳開山・開闢
第4章 各地に残る修行場跡
第5章 播隆の修行の実態
史料編(古文書にみる、播隆の修行;播隆の修行に関する古文書と解説)
著者等紹介
黒野こうき[クロノコウキ]
昭和27年生まれ。画家、詩人、地方史研究家。播隆の研究団体「ネットワーク播隆」を組織して代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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