内容説明
スペイン、グラン・カナリア島出身の詩人、本邦初訳詩集。
目次
1 変異物たち(原子たちの侵略;悪臭 ほか)
2 ヴィジョン(もし神がぼくたちに愛想をつかしたら;死の都市 ほか)
3 地球の地獄(狂気;時間の罠 ほか)
4 迷路(階段;鏡たちに氷と割れ目がある ほか)
著者等紹介
パドロン,フスト=ホルヘ[パドロン,フストホルヘ][Padr´on,Justo Jorge]
1943年、スペインのグラン・カナリア島のラス・パルマス市生まれ。バルセロナ大学法文学部でB・A取得。その後、パリ、ストックホルム、オスローで北ヨーロッパの言語と文学を専攻した。多国言語の国際雑誌「Equivalencias」を創刊し、14年間主宰するとともに、スペイン・ペンクラブの総書記を務めた。現在までにスペイン語詩集20冊、アンソロジー6冊、評論・翻訳集20冊を出版し、スペイン語圏における北ヨーロッパ、スラブの詩の紹介者でもある。かれの詩は40カ国語に翻訳され、60冊に及び、スウェーデンの国際賞(1972)はじめ、多くの国際賞を受賞している
有馬敲[アリマタカシ]
1931年、京都府生まれ。同志社大学卒。いままでに詩集、29冊、評論集7冊、翻訳、編著など多数。『有馬敲集』(全8巻)を刊行。詩集は英語を含む20数カ国語に訳されている。ロッテルダム国際詩祭ほか、ヨーロッパ、アメリカ、アジア等各国の詩祭に出席。日英バイリンガル詩誌「海陸風」編集発行。日本文芸家協会、日本ペンクラブ等会員
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