遺伝子医学mook<br> 疾患プロテオミクスの最前線―プロテオミクスで病気を治せるか

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疾患プロテオミクスの最前線―プロテオミクスで病気を治せるか

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  • サイズ B5判/ページ数 395p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784944157327
  • NDC分類 491.69
  • Cコード C3045

出版社内容情報

《内容》 その方法論がいよいよ生命科学、特に疾患/病態解析の分野で大きな成果を上げ始めようとしている疾患プロテオミクスに照準を当て、その最先端の研究成果からその将来的な方向性までを1冊にまとめ上げた、疾患プロテオミクスに関する最新の入門書であり総書でもあります。プロテオミクス解析の方法論はもとより、疾患プロテオミクスは様々な分野の研究や戦略との融合によってはじめて臨床応用へ有用な情報を発信できると考えられることから、現在動き始めている様々なプロジェクトとの関係や将来的な相互融合の可能性についても紹介しています。疾患プロテオミクスはまだまだ未熟であり、これからますます進化していく発展途上の研究です。日々、新しい発見や技術開発が推進されています。
本書は様々な疾患の病態解明や治療・創薬などの臨床応用への開発と進歩に少しでも貢献できるよう企画されています。    

《目次》
●序文
●第1章 疾患プロテオミクスの基礎
1.疾患プロテオミクスとは何か
2.プロテオミクスによる疾患研究と臨床診断へ向かう新戦略
3.病態プロテオミクスと創薬―国内外の動向―
●第2章 臨床プロテオミクス研究を支える基礎技術、最新解析法
1.プロテオーム解析技術-現状と課題-
2.レーザーマイクロダイセクションとプロテオーム解析
3.Proteomic Differential Displayの最前線
4.二次元電気泳動の最前線
5.二次元電気泳動法をベースとしたプロテオミクスの高感度化
6.ショットガンプロテオミクスの最前線
7.完全ヒトcDNAを用いた大規模タンパク質ネットワーク解析
8.翻訳後修飾の解析
9.プロテインマイクロアレイの最前線
10.膜上転写タンパク質の質量分析
●第3章 疾患プロテオミクスとバイオインフォマティクス
1.疾患プロテオミクスにおいて必要とされるバイオインフォマティクス
2.プロテオームデータ解析システムについて-質量分析を中心に-
3.疾患プロテオミクスのためのバイオインフォマティクス
4.KeyMolnet-ポストゲノム時代の新しい情報統合プラットフォームとネットワーク解析-
5.統合インフォマティクス
●第4章 最新疾患プロテオミクス研究の現状と展望-先端ラボ報告-
1.疾患関連たんぱく質解析研究・創薬プロテオームファクトリープロジェクト
2.横浜市立大学
3.NECと東京理化器械(株)のプロテオミクス研究の現状
4.東京都老人総合研究所プロテオーム共同研究センター
5.かずさDNA研究所・地域結集型プロジェクト研究チーム
6.理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センター
7.臨床バイオインフォマティクス研究イニシアティブ(CBIRI)
8.国立がんセンター研究所
9.東京医科大学臨床プロテオームセンター
10.大阪大学蛋白質研究所附属プロテオミクス総合研究センター-機能・発現プロテオミクス研究系-
11.徳島大学・理化学研究所播磨研究所
12.北里大学
13.熊本大学・病態プロテオミクス解析コアシステム
●第5章 最新プロテオミクス疾患病態解析
1.疾患プロテオミクスと臨床検査
2.大腸初期発癌の発現プロテオーム解析
3.肺癌発症・進展のタンパク発現プロファイリングによる分子機構の解明
4.肝疾患のプロテオミクス
5.脳疾患の病態プロテオミクス
6.骨疾患のプロテオミクス
7.眼疾患のプロテオミクス
8.腎疾患のプロテオミクス
9.生活習慣病とプロテオミクス
10.免疫疾患のプロテオーム解析-免疫不全症を例として-
11.リウマチ性疾患におけるプロテオミクス
12.質量分析を用いた異常ヘモグロビン解析-変異タンパク質の一次構造解析法-
13.細胞核プロテオミクス解析
14.HIV-1粒子のプロテオーム研究

●第6章 動物疾患モデル
1.翻訳後修飾プロテオミクス-リバースジェネティクスとの融合-
2.遺伝病原因遺伝子改変マウスによるゲノミクスとプロテオミクス
3.ヒト21番染色体導入によるダウン症候群モデルマウスのプロテオミクス解析
4.疾患モデル動物によるプロテオミクスの有用性
●第7章 疾患プロテオミクス研究と創薬
1.病態プロテオミクス研究と創薬の可能性
2.創薬とプロテオミクス
●第8章 疾患プロテオミクス研究の融合と展望
1.ポストゲノム時代のin silicoネットワークモデリング
2.cDNAプロジェクトから疾患プロテオミクスへの融合-かずさDNA研究所の取り組み-
3.グライコームとの融合
4.脂質メタボロームとの融合
5.リボヌクレオームとの融合-RNAの機能異常と疾患
6.タンパク3000プロジェクト
7.HUPOの活動と疾患プロテオミクス
●索引

目次

第1章 疾患プロテオミクスの基礎
第2章 臨床プロテオミクス研究を支える基礎技術、最新解析法
第3章 疾患プロテオミクスとバイオインフォマティクス
第4章 最新疾患プロテオミクス研究の現状と展望―先端ラボ報告
第5章 最新プロテオミクス疾患病態解析
第6章 動物疾患モデル
第7章 疾患プロテオミクス研究と創薬
第8章 疾患プロテオミクス研究の融合と展望

著者等紹介

戸田年総[トダトシフサ]
東京都老人総合研究所主任研究員。プロテオーム共同研究グループリーダー。1975年大阪大学理学部化学科卒業。1977年大阪大学大学院理学研究科生物化学専攻前期(修士)課程修了。東京都老人総合研究所生化学部基礎第二研究室助手。1988年大阪大学理学博士(学位取得)。東京都老人総合研究所分子生物学部門研究員。1988~1989年カリフォルニア大学サンフランシスコ校皮膚科学教室客員研究員。1993年財団法人東京都老人総合研究所分子生物学部門主任研究員。1998年財団法人東京都老人総合研究所遺伝子情報部門次席・主任研究員。2002年財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団。東京都老人総合研究所プロテオーム共同研究グループリーダー。1983年第22回日本電気泳動学会児玉賞受賞『マイクロコンピューターを用いたセルロースアセテート膜二次元電気泳動法に関する一連の研究』。日本電気泳動学会常務理事、日本ヒトプロテオーム機構理事、日本基礎老化学会評議員

荒木令江[アラキノリエ]
熊本大学大学院医学薬学研究部先端生命医療科学科成育再建・移植医学講座腫瘍医学分野講師。1982年九州大学農学部農芸化学科卒業。1984年九州大学大学院農学研究科修士課程修了。1985年米国ボストン大学医学部生化学教室研究員。1987年熊本大学医学部生化学教室研究員。1992年医学博士号取得。熊本大学医学部生化学教室助手。1996年熊本大学医学部腫瘍医学講座助手。2002年熊本大学医学部腫瘍医学講座講師。2003年熊本大学大学院医学薬学研究部腫瘍医学分野講師(大学院医学教育部・医学部腫瘍医学分野講師兼任)。日本ヒトプロテオーム学会理事、日本生化学会、日本癌学会、日本蛋白質科学会、米国蛋白科学会(The Protein Society)、米国生物科学会(FASEB)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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