内容説明
「天下り官僚の退職金1億円以上」の腐敗を暴く!代議士の特権「国政調査権」をフルに使って調べた、壮大な税金のムダづかい。ビックリ仰天の真実。
目次
第1章 国に侵された日本の市場経済(日本経済の70%は国に支配されている!;国の借金の肩代わり、増え続ける国民の負担 ほか)
第2章 権力に巣くう寄生虫の群れその1―特殊法人(首都高速道路公団・日本道路公団;都市基盤整備公団 ほか)
第3章 権力に巣くう寄生虫の群れその2―公益法人など(ぜんぜん「公益」を考えない公益法人;防衛庁の天下り斡旋事業 ほか)
第4章 私の構造改革案こうすれば日本は変わる!!(特殊法人改革は原則を明確に;都市基盤整備公団などの解体 ほか)
著者等紹介
石井紘基[イシイコウキ]
1940年、東京都世田谷区代沢生れ。池之上小・成城学園中高・中央大法・早稲田大大学院・モスクワ大大学院。法哲学博士。東海大学講師。衆議院当選三回。労働・商工・決算各理事。(総務庁)政務次官。国土審議会委員。国民会計検査院代表。現在、民主党東京都連副会長
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感想・レビュー
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香菜子(かなこ・Kanako)
31
日本を喰いつくす寄生虫―特殊法人・公益法人を全廃せよ!。石井紘基先生の著書。特殊法人は今や、独立行政法人、国立研究開発法人、行政執行法人などに名前を変えて存在いるけれど、日本を喰いつくす寄生虫というのはいくら何でも言い過ぎだし失礼な言い方に感じます。独立行政法人、国立研究開発法人、行政執行法人にしかできない価値のあることがたくさん行われているし、必要不可欠な存在だと思う。2019/05/23
Hiroki Nishizumi
4
真っ当なことを言うと殺されてしまった。まさしく特殊法人が日本を滅ぼす元凶なのかもしれない。2022/01/20
まーしゃる
3
見れば見るほど、知れば知るほど腹が立つ。知らなかったほうが幸せかもしれないいが、多少なりとも知っておかないと批判もできないしね。10年以上前の本なのでデータ等は古いが自分のような無知にもわかりやすい内容。基本的な問題点は今も変わっていない、もしくは悪化しているのでは。2013/04/20
Yoshitetu Takeyama
2
日本の市場経済の半分以上が、無尽蔵に税金を食らいつくし数十億単位で赤字を垂れ流し続け、税金で補填する官僚や地方職員の天下りの温床となる公益法人や特殊法人とその子会社群であり、政治家と一体になり数々の規制を敷き既得権益にしがみつき民間市場を食い荒らす。世の中ではリストラやなんやで寒々しい現実が続くがそれもどこ吹く風で、なお税率を上げ利益のみの追求が跋扈する。この本を読むまでは、そう言う輩も一部いる程度の認識で、国の経済活動の半分以上とは考えてませんでした。一ページめくるたびに吐き気と目眩がするほど怒りがこみ2012/11/26
jieotaka
2
石井紘基先生がまだ生きていたらなー。 ゼッタイ手伝ってくれただろうなー。 あと数年石井紘基さんの活動がズレてたらなー。 悔やんでも悔やみきれません、本当に。 彼が今でも生きていれば、相当な戦力になったのに。 本当に残念です。 石井紘基先生を殺すことを手助けした管さんを葬るために、これからも尽力させていただきたいと思います。