内容説明
ジャドソン・ダンス・シアター、ジョン・ケージ、バロック・ダンス、風雲たけし城、土方巽、バリのレゴンダンス、d.v.d.、…。「イリュージョン/プロセス」「タスク」「ゲーム」「死体」、身体表現の最前線に迫る5つのキーワード。
目次
第1章 「イリュージョン/プロセス」について(イントロダクション;イリュージョンを見せるダンスとプロセスを見せるダンス ほか)
第2章 「タスク」について(自動詞的ダンスと使役動詞を含むダンス;ダンスからダンサーを切り離す ほか)
第3章 「ゲーム」について(d.v.d「プレイ×プレイ」「聴覚×視覚」「スコアの開示」;演劇としての演奏 ほか)
第4章 「死体」について(身体と「死体」;暗黒舞踏の二つの傾向 ほか)
第5章 「観客」について(見たい欲望と見せたい欲望;「モテ」にあらわれる観客論 ほか)
著者等紹介
木村覚[キムラサトル]
1971年生まれ。美学研究者、ダンス批評、現代美術批評研究。2003年に「踊ることと見えること 土方巽の舞踏論をめぐって」で第12回芸術評論募集佳作入選(主催:美術出版社)。以後、『美術手帖』などで、ダンスや演劇を中心とした批評活動をはじめる。現在、日本女子大学で講師をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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