内容説明
毎日の食べることと暮らすこと…そう。私たちの今日の生活そのものが、エコロジーの原点。「スロー」を「愉しい」に置き換えてみれば、そこから見える「豊かな」暮らし。私たち自身が、明日を豊かに暮らすために。そして、地球とともに生きる命すべてが、元気で愉快であるように。エコロジーに暮らす「知恵」と「術」のリレートーク。未来食のレシピ付き。
目次
第1部 スローから見える食と命(未来食 日本発!スローフードのすすめ;スローフード運動の最新ムーブメント(島村菜津)
食と日本人の知恵(小泉武夫)
遅さとしての文化(辻信一))
第2部 大江戸ライフスタイル(雑穀 歴史発!日本の食の原点;江戸のファーストフード(大久保洋子)
江戸のスローライフ(石川英輔)
江戸の国際化と飲食文化(タイモン・スクリーチ))
第3部 おいしさに宿る創造力(つぶつぶグルメ 地球発!未来へ;海からとれる塩の秘密(村上譲顕)
おいしい野菜の「元気」(河名秀郎))
著者等紹介
大谷ゆみこ[オオタニユミコ]
暮らしの探検家・食デザイナー。雑穀をシンボルに、食からピースアースな暮らしを考える市民団体「いるふぁ」代表。2000年に「国際雑穀食フォーラム」を立ち上げ、国際シンポジウムを開催。雑穀を社会現象にするための新しいアプローチとして2001年に「つぶつぶ料理ケータリング」の専門会社「チームE」を発足。エコウェディングパーティのコーディネートやエコイベントの料理コーディネートに注目が集まっている
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