内容説明
視能訓練士の立場からみた、わかりやすく実地に役立つ視能矯正学の学習書をめざして本書を出版してから6年が経過しました。その後の電気生理学的な機器やパーソナルコンピュータの応用の発展などは、当時の予想をこえるものがあります。また、社会的にロービジョンのリハビリテーションに対する理解が深まり、視能訓練士の役割にもいっそうの期待が高まっております。視能訓練の業務は多方面にわたりますが、眼科一般の検査や訓練の基本についても常に最近の進歩をとり入れ、精度を高める必要があります。このため今回、現段階の進歩に対応する改訂をしました。
目次
1 眼科一般検査法
2 斜視の知識
3 斜視の検査
4 斜視の治療
5 弱視の知識
6 弱視の検査
7 弱視の治療
8 視能矯正における眼鏡
9 パーソナルコンピュータによるデータ管理―個人用データベースとその利用の実際
10 視覚障害者のリハビリテーション