裁判が誤ったとき―請求者の側からみた再審

裁判が誤ったとき―請求者の側からみた再審

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  • サイズ B6判/ページ数 329p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784943855651
  • NDC分類 327.65
  • Cコード C3030

内容説明

真犯人が現れた事件の再審を裁判所が拒絶した。考えられないことだが、いくつもの事件名があがる。「法的安定性」という、人間の尊厳を超える価値を振りかざして、真実を認めようとしない勢力が存在するのだ。司法の根幹に関わる問題であり、国民の名を騙った国家の犯罪である。多くの再審・冤罪事件を闘っている弁護士が、再審のあり方を追究する。

目次

再審事件の諸特徴
請求者の側からみた再審制度
構造誤判
「落ちこぼれの構図」
冤罪の構造と救済
刑事弁護の現場から
誤判を生むメカニズムはなにか
再審と検察官関与の問題点
“検察公害”
再審裁判の動向
再審と公権力の責任
改悛の情なき模範囚
白鳥決定への道程
白鳥決定と再審問題の展開
裁判文化の保存
誤判を生む条件ここにも
警察拘禁二法案の問題点
無罪の教訓生かし代用監獄廃止へ
刑事施設法案と死刑確定者
再審裁判の動向と評価
再審逆流の動き

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