内容説明
市民と警察との間にはあまりにも、暗くて深いミゾがある。市民は国民として、主権者として、警察の活動を支える納税者として、そして守られるべき対象者として、ニッポン警察を見る。しかし、相手側の警察はとみると、市民はいつでも犯罪者に転じ、権力にキバをむく“反逆者”の予備軍としか映っていないようだ。市民は、国民は警察によって、導びかれなければならない、人権すら認められない存在なのだろうか。
目次
警察と市民
第1部 「自由の国」日本はどこへ(少年警察;交通警察;表現の不自由;選挙干渉・介入;軽犯罪法)
第2部 監視・介入の中での生活(新風営法;騒音防止?;地域を管理;職務質問)
第3部 何を狙ってどこを向く(えん罪;警官非行;捜査能力;警察官教育;憲法と警察;政界進出)
第4部 わたしたちの提言―警察民主化のために
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