目次
第1章 イントロダクション:負債か株式か?
第2章 コーポレートファイナンスの理論(モジリアーニ・ミラーの無関連性命題(MM命題)
最適資本構成とトレードオフ理論
経営者と資金提供者の利害の不一致:エージェンシーアプローチ
経営者と外部投資家の間の情報の非対称性:逆選択とペッキングオーダー仮説)
第3章 エクイティ・ファイナンスの実証分析(エクイティ・ファイナンスと株価の関係;アナウンスメント効果とシグナリング;アナウンスメント効果とエージェンシー問題;日本におけるエクイティ・ファイナンスと株価の関係;日本における制度・規制の変遷)
第4章 転換社債の経済分析(転換社債の基本構造;転換社債の発行動機)
第5章 新しいエクイティ・ファイナンス―MSCBの実証分析(MSCBとは何か?;MSCBの理論的構造;米国のMSCBに関する実証研究;日本におけるMSCBの企業価値への影響と発行動機)
著者等紹介
大木良子[オオキリョウコ]
2006年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。2011年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。現在、北海道大学大学院法学研究科特任准教授。元・三菱経済研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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