フライフィッシング用語辞典

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  • サイズ B5判/ページ数 681p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784939107023

出版社内容情報

執筆を始めて14年、
ようやく成るフライフィッシャーマン待望の辞典!
ビギナーからベテランまで、必読!
英語にヨワイ釣り人必携!
見出し語は3,275語!

【本書の特徴】
◎原書にもとずいた正確な内容をわかりやすく解説
◎フライフィッシングに関するすべての用語を網羅
◎世界レベルの視野で、歴史の流れを把握できるように記述
◎医師による、釣り人が知っておくべき有害生物や寄生虫についての解説
◎各部門の専門家によって校閲された信頼性の高い内容

★本文のごく一部を紹介しましょう。
 全3,255項目のうちの94項目です。

ア・フライフィッシャーズ・ライフ A Fly Fisher's Life :英語 《本》
アーキメディアン・リール archimedian reel :英語 《リール》
アームストロング(ズ)・スプリング・クリーク Armstrong('s) Spring Creek :英語《河川》
アイアン・ダン iron dun :英語
アイアン・ダン iron dun :英語 《昆虫》
アイアン・ブルー・ダン iron blue dun :英語 《昆虫》
アイド・フック eyed hook :英語 《鉤》
アイ・フェザー eye feather :英語 《フライ・タイイング》
アウター・ヴェイン outer vane :英語 《フライ・タイイング》
アオヒゲナガトビケラ属 《昆虫》
アカマダラカゲロウ 《昆虫》
アサートン、ジョン John Atherton :英語 《人》
あしざわ・かずひろ(芦澤一洋) 《人》
アダムス、アダムズ Adams :英語 《フライ》
アップサイドダウン・フライ upside-down fly
アニサキス anisakis :ラテン語、英語  《有害生物》
アノダイズド anodized :英語
アフターフェザー after feather :英語 《フライ・タイイング》
アプリコット apricot :英語 《色》
アマゴ  《魚》
アメリカン・スポーツフィッシング・アソシエーション American Sportsfishing Association (ASA) :英語 《団体》
アメリカン・ミュージアム・オブ・フライフィッシング American Museum of Fly Fishing :英語 《団体》
アマドゥ amadou :英語 《植物》
アレキサンドラ Alexandra :英語 《フライ》
あわせ(合わせ)
イアリング yearling :英語 《動物》
イエロー・サリー Yellow Sally :英語 《フライ》
イエローストーン国立公園 Yellowstone National Park :英語 《河川》《公園》
イサベラ Isabella :英語 《色》
いぶせ・ますじ(井伏鱒二) 《人》
イマージャー emerger :英語 《昆虫》
イワナ属 《魚》
ウォーター・ノット Water Knot :英語 《結び》
おなみ(男波)・めなみ(女波)
カジュアル・ドレス Casual Dress :英語 《フライ》
かんぜんへんたい(完全変態)
グリフィス・ナット Griffith's Gnat :英語 《フライ》
クイグリー・クリップル Quigley Cripple:英語 《フライ》
くいなみ(食い波)
こうせつれっとうじょうちゅう(広節裂頭条虫) 《有害生物》
サケ属 《魚》
シャートルーズ chartreuse :フランス語、英語 《色》
スーア川 River Suir :英語 《河川》
スネーク・ガイド snake guide :英語
スペイ・キャスト Spey cast :英語
せまがりびょう(背曲がり病) 《魚》《有害生物》
ぜんちょう(全長)《魚》《昆虫》
そうしもく(双翅目) 《昆虫》
ダイカスト(ダイキャスト) die-cast :英語 《リール》
たいちょう(体長) 《魚》、《昆虫》
タイト・ラインズ! Tight Lines ! :英語 《あいさつ語》
ダイビング・アンド・ボビング diving and bobbing :英語
タニガワカゲロウ属 《昆虫》
ダン dun: 英語
チライ アイヌ語 《魚》
チラカゲロウ 《昆虫》
ディッカーソン、ライル 《人》
テイル・カバーツ tail coverts :英語
テイルウォーター tailwater :英語
ドゥ川 River Doubs :英語、フランス語 《河川》
とうきょうアングリング・エンド・カンツリーくらぶ(東京アングリング・エンド・カンツリー倶楽部) 《団体》
トラウン川 Traun River :英語(ドイツ語) 《河川》
ノーハックル・サイドワインダー No-Hackle Sidewinder :英語 《フライ》
ハーディー・パーフェクト(・フライ・リール) Hardy Perfect (fly reel) :英語 《リール》《商品名》
ハーリング harling :英語
ハチ(蜂) 《昆虫》 :英語
ばちぬけ(バチ抜け)
ハックル hackle :英語
ハッチ hatch :英語
ハッチズ Hatches :英語 《本》
ヒラタカゲロウ科 《昆虫》 :英語 《本》
ファジー fuzzy :英語
ブラッド・ノット Blood Knot :英語 《結び》
(フル・)ウェルズ・グリップ (full )Wells grip :英語
ブリッスル・リーチ  Bristle Leech:英語  《フライ》
フリンフ Flymph:英語(造語) 《フライ》
ブルーウィングド・オリーブ(イギリス) blue-winged olive (Great Britain):英語  《昆虫》
ブルーウィングド・オリーブ(アメリカ) blue-winged olive (America):英語 《昆虫》
ヘア・ウィング・ロイヤル・コーチマン Hair Wing Royal Coachman:英語 《フライ》
ホイットロック・ヴァイバート・ボックス Whitlock Vibert box (WVB) :英語
ホワーリング・ダン whirling dun :英語 《昆虫》
マーシャル Martial :英語 《人》
マスキング・ハッチ masking hatch:英語
マドラー・ミノー Muddler Minnow :英語 《フライ》
マムシ 《有害生物》
マロー・スクープ marrow scoop :英語
ミッキー・フィン Mickey Finn :英語 《フライ》
ライン・キャパシティ line capacity:英語
ラフォンテーン、ゲイリー Gary LaFontaine :英語  《人》
ランプ・フェザー rump feather :英語
リール・シート reel seat:英語
りょうじくうけ(両軸受け)リール 《リール》
ロイヤル・コーチマン、ウェット Royal Coachman, wet :英語 《フライ》
ワン・フライ(・コンテスト) "One Fly" Contest :英語 《競技会》

【著者略歴・自己紹介】
1943年、九州は博多生まれ。幼少期から川や池で魚獲りや魚釣りで遊び、中学~高校では生命の神秘に魅了され、大学では医学に魅了され、脳外科医となった。1974年(31歳)には神奈川県相模原市の北里大学に赴任して、テレビのERもどきの血みどろの生活を経験した。1980年(37歳)、脳腫瘍の研究のためにニューヨークに留学。そこでは急患から解放され、勉強だけしていればいい夢のような毎日だった。
 
 その留学の帰りに車でアメリカ~カナダ西部を1ヶ月間旅行し、キャンベル・リバーで鮭を釣って運命的な衝撃を受けた。これからは〈釣りをやる!〉と決めたのだった。帰国して1年は餌やルアーで大物を狙っていた。あるとき、早朝の箱根芦ノ湖で、鏡のような湖面にひろがる一面のライズに遭遇し、ボートから持っていたルアーをすべて投げたが一匹も釣ることができなかった。そのとき、〈フライをやろう。フライをやらなきゃソンだ〉と思った。それまでフライをやりませんかと誘われていたが、フライフィッシングをやっている人たちの何となく尊大な雰囲気がイヤで、〈いや、僕はルアーで十分釣れてますから〉と断っていた。それが、完全に吹き飛んでしまったのだった。
 
 1981年から後は、ダムが決壊して水がほとばしり出るようにフライフィッシングにのめり込んでいった。私はハマルたちらしく、やり始めたら他のことは目に入らない。おまけに相手が難しいとよけいにやる気が出てきてしまうので、始末がわるい。これから先は皆さんとご同様だと思うので省かせてもらおう。ただネ、始めてからの10年はほんとうによく釣りに行ったヨ。休日には必ず、必ずですゾ、釣りに行き、夜遅くまで川にいて、深夜に帰宅した。まさに狂っていたと言っていいだろう。そんな私も昨年は還暦となり、すこし落ち着きが出てきたのではないか、と思っている。
 
 最近、ある言葉に遭遇した。私はフランス語はまったくダメなのだが、このくらいは辞書をひけばわかる。釣り気違いは昔から、どこの国にもいたのだネ。
 
"LA PÊCHE EST MA FOLIE" DUC DE CHOISEUL, 1761
  (釣りこそわが狂気、 ショワスウェール、1761)
 
私の生きていくための手段
 ・フライフィッシャーマン
  ときどき釣りの文を書いて原稿料をいただくことがある。
 ・磯部クリニック院長
 ・北里大学脳神経外科客員教授
(以上、著者ホームページ http://www.kawanobooks.com/より)

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