内容説明
ベンソンハースト出身の一少年が無一文の状態から大富豪に出世した物語であり、その少年がブルックリンの街頭からウォール街へのし上がった物語。スタインハルトの人生観や成功観を作り上げるのに影響した事柄を物語調で語っている。また、株式投資をどうしてこんなに愛するようになったかについても述べている。さらに彼は、富を得た後に人生の目的を持つ必要性を考え始める過程を記録し、その目的がいかにして彼に引退の決意を固めさせ、彼のエネルギーを別の方向に向けていったかについて書き記している。
目次
ある電話
ベンソンハースト
四七丁目の大物
アイビーリーグ、兵役、ウォール街
ウォール街で一番もてはやされたアナリスト
スタインハルト・ファイン・バーコビッツ社
ジュディ
独創的な発想
引退そして復帰
動物園と映画
一九八七年の大暴落
スタインハルト流
政治とのかかわり
人生最悪の年
スタインハルト引退!
父の死
二つの河