内容説明
本書では「プロダクトデザイン」=製品のデザインをテーマにしている。陶器、ガラス器などの日用品、車などの工業製品を中心にまとめている。通信サービスへと無形化しているエリクソンやノキア、ロゴマークから飛行機機体まであらゆるものを含むSAS(スカンジナビア航空)など分類しにくいものも入っている。
目次
The Beginning of Modernism(ロイヤルコペンハーゲン;ロールストランド;ヴィルヘルム・コーゲ ほか)
The Golden Age of Modernism(カイ・フランク;アラビア;タピオ・ウィルッカラ ほか)
Post Modern to Contemporary(エルゴノミデザイン;スント;エリクソン ほか)
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著者等紹介
渡部千春[ワタベチハル]
デザインジャーナリスト。1969年生まれ。’93年東京造形大学デザイン科卒業の後、3年間ロンドン滞在。照明デザインコンサルタントで働く傍ら、ライター業を開始。’96年に帰国後は、カルチャー誌、デザイン専門誌等を中心に執筆。’93年スウェーデンに初めて行き、以来北欧各国には年1、2回のペースで足を運ぶ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Olly
7
北欧のデザインは機能性が特徴として挙がるが、どこからどこまでが北欧デザインなのか、定義や境界があいまいだ。一方、そのデザイナーや作り手が重視する「生活の質」は共通点である。ゆっくり休みながら考える、作るというプロセスは独特であり、うらやましく感じる。北欧はガラスや陶器製品が昔から得意。ToikkaやIittalaのガラス製品は美術的な価値も認められ、LegoブロックやTetraPakなど世界に広く知られ使われる製品もある。輸出を目標に、世界博覧会で傑出することを目指した努力の成果が競争力の源泉となる。2024/12/31
takao
3
ふむふむ2019/09/27
ゆぅしで
1
デザイナーさんの経歴が解る。明るさに関するコラムでの電球が余り見えないデザインにすることでの優しい光りの演出に関する記事は思わず納得+感嘆してしまった2011/10/13
HedgeHogs
0
・平等と公平 ・シンプル ・素材の研究 ・日光、光 2016/03/08