内容説明
さて、ある年の春のことです。田植えをおえた村の人たちは、秋のみのりと、村人の無事を祈って、村をあげてのお祝いをすることになっていました。そのお祭りを明日にひかえて、村の人たちみんなが、一生懸命にその準備をしていました。みんながいそがしく働いているその中に、見たことのない、赤い着物を着て、面長な顔をした若い娘がひとり、みんなといっしょに、わき目もふらずに仕事をしていました。
著者等紹介
小沢さとし[オザワサトシ]
1938年上伊那郡箕輪町生まれ。立教大学卒。日本文芸家協会会員。日本児童文芸家協会会員。美空ひばり資料館館長
橋爪まんぷ[ハシズメマンプ]
1940年松本市生まれ。漫画家。社団法人日本漫画家協会会員。日本漫画家会議会員。信濃漫画倶楽部会員。信州まんが協団会員。伊那ペンクラブ会員。伊那市民美術会会員。日本漫画の会展など、東京にてグループ漫画展毎年数回参加。信州高遠美術館にて個展「100点漫展」開催。「長野日報」に4コマ漫画連載中。日本漫画家協会賞第37回特別賞受賞。読売国際漫画大賞入選。信州まんが大賞。信濃毎日マンガコンクール受賞。共同通信社イラストまんが寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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