内容説明
プロレタリア文学と出会った少年は、共産党細胞・山村工作隊・炭坑夫・安保闘争・党除名・神戸ブント結成、そして、脳梗塞後遺症と闘いながら、“あるく・かく・しゃべる”三つのことを人間として、一生懸命に生きた。
目次
藤本敏夫回顧
元炭鉱夫の詩文(詩のない詩人・古藤竜介;回想・古藤夫妻のこと―埋もれた人びと;李の花 ほか)
神戸ブントの遺文(樺美智子虐殺糾弾ビラ;『1960・6・15ワレ友ヲウシナウ』;唐牛健太郎と私 ほか)
藤本敏夫への伝文(ある詩集の話―藤本敏夫さんのこと;Oさんへの手紙;笑顔が忘れられない追悼・藤本敏夫さん ほか)
藤本敏夫の略年譜(松下昇「藤本敏夫氏の生きてきた軌跡」より)
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- 和書
- 頭のよさとは何か