内容説明
本書は、健康医療相談業務を行っているティーペック(株)とメンタルヘルスカウンセリング業務を行っているフィスメック(株)が平成14年11月にジョイントで実施したメンタルセミナーの講演内容を基に作成したもので、従業員のココロの問題を放置した企業が、退場を余儀なくされる時代に、企業がとるべきメンタルヘルス対策とは何かを適切にアドバイスしております。
目次
第1章 メンタルヘルスを夏目流に言えば(体のリラックスから心のリラックスへ;メンタルヘルスを夏目流に言えば、挨拶、雑談、冗談 ほか)
第2章 ストレスのサイン(ストレスは人生のスパイス;気づき、セルフケアが第一歩―ストレスは体の弱いところに出る ほか)
第3章 安全配慮義務を事例で見ると(新製品プロジェクトチームのサブリーダーになった;転勤で仕事の内容が変わった ほか)
第4章 心の健康づくりのすすめ方(「心の健康づくり指針」にそって健康教育を;外部のEAP機関の活用―ストレスチェックから ほか)
終章 情けはひとのためならず(涙の数だけ強くなれる;カタルシス・発散こそ ほか)
著者等紹介
夏目誠[ナツメマコト]
1946年愛知県生まれ、1971年奈良県立医科大学卒、同校助手を経て1976年大阪府立公衆衛生研究所精神衛生部勤務、同環境精神衛生課長、精神衛生部長心得を経て、1994年大阪府立こころの健康総合センターこころの健康づくり部長、2001年より大阪樟蔭女子大学人間科学部心理学科教授。産業ストレス学会副理事長、産業精神保健学会常任理事、厚生労働省「心理的負荷に関する検討会」委員、同労働安全衛生法35条施行規則検討会委員、大阪大学医学部臨床助教授(2002年3月まで)、大阪大学医学博士。大阪府職員産業医、大阪府警本部指定医師などを歴任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。