内容説明
都内の高校に通う詩人・平岡あみの詩に、イラストレーター・宇野亜喜良のコラボレーション。15歳の言葉集。
目次
1(これなんですか;高校生;歯医者さん ほか)
2(親子;この道;帰り途中 ほか)
3(ひとり;日曜日;焼肉とパフェ ほか)
著者等紹介
平岡あみ[ヒラオカアミ]
1994年ニューヨーク生まれ。6歳より「詩とメルヘン」「MOE」(やなせたかし選)や産経新聞の「朝の詩」(新川和江選)に詩を投稿し掲載される。「朝の詩」2001年度年間賞受賞。「NHK短歌」「日経歌壇」に短歌の投稿を続ける
宇野亜喜良[ウノアキラ]
1934年名古屋生まれ。日宣美特選・会員賞をはじめ受賞多数。1999年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りりす
11
ともだちは実はひとりだけなんですの人。とても普通な、普通より大人な、非凡な、どこにでもいる天才で、早熟なこども。2017/01/23
ひま
6
思春期と呼ばれるのって不本意な中学から高校生の女の子の素直な気持ちが綴られてる。 そこに宇野亜喜良さんの描く女の子たちのエロいこと。 豪華な本だった。 サイン入りだった。 すいません、メルカリで買いました。2021/05/28
葵
6
同世代なのだけど出てくる女の子のような生活ではないので共感できる部分とできない部分があった。でもきっとわたしが共感できなかったように、他の人もわたしに共感なんてできないと思う。生意気だけど、この年頃ってそんなもんだよなーと思った。2010/08/06
rin
5
★★★★★…「少女」って繊細で複雑な生き物。可愛くって毒がある。私もこんな少女時代を過ごして、今此処にいるんだなぁ。すごく昔の出来事のように思えてしまう。宇野さんの絵は、いつも見ても良い。可愛さと毒が同居していて。文章とマッチしている。2010/12/26
美潮
4
一番最初に載っている『えんぴつ』を読んで、購入を決めた。すごく綺麗だったり、胸に残るという訳ではないけれど、宇野さんのイラストと装丁、そして詩がすごく相性が良く、相乗効果でとても素敵な本になっている。美術館に行く電車の中などで読みたい。2012/09/28