内容説明
魚が減った、漁業は大変だ、水産業の先行きはない、と言われている。これは間違っている。全国の元気な漁村には元気な理由がある。海と魚と人の処方箋。
目次
1 共に生きる知恵(元気な漁村 村張りの定置網、養沢毛鉤専用釣場;共同組合はかっこいい 助け合いとつながりで時代を乗りきる ほか)
2 元気な実例(アイヌとサケ漁 北海道・石狩市の三つの漁村;小笠原の漁業の夢 父島と母島の新しい漁業 ほか)
3 しぶとく確かな生き方(沖縄と子どものにぎわい お金ではできない少子化対策;漁場破壊に立ち向かう 岩手県・宮古市重茂、陸前高田市米崎 ほか)
4 百年後の漁村へ(共同体の力;共同組合と相互扶助 ほか)
著者等紹介
水口憲哉[ミズグチケンヤ]
1941年中国・大連生まれ。農学博士。原発建設や開発から漁民を守る“ボランティアの用心棒”。資源維持研究所主宰。東京海洋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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