内容説明
現代のフライフィッシングの釣り方、フライタイイング、そのスポーツ精神、またスポーツであるとともにアートであることなど、われわれがコットンとその時代の釣りに負うところは実に大きい。フライフィッシングは、すでにコットンの時代において、世界に広く行われるに至るだけの普遍性を有していたのである。
目次
第1章 釣師と旅人、道中の邂逅
第2章 ダービシャーの川、そしてコットン邸への到着
第3章 釣り小屋風景
第4章 鱒とグレーリングの釣り方
第5章 フライフィッシングとフライタイイングについて
第6章 パイク・プールの釣り
第7章 一月から五月までの毛鉤とメイフライ
第8章 六月から十二月までの毛鉤
第9章 旅人の釣り
第10章 コットンの鱒料理
第11章 鱒とグレーリングの底釣り
第12章 鱒とグレーリングの中層の釣り