わたしの母さん

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  • サイズ A5判/ページ数 111p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784939000799
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8037

著者等紹介

菊地澄子[キクチスミコ]
1934年、広島県に生まれる。高校時代より短歌誌や新聞に短歌を発表。1970年より、早船ちよ、井野川潔に師事し、児童文学を勉強する。大学卒業後、都立高校・養護学校・大学非常勤講師等、40年間教育実践に従事し、進路支援および読書教育に力を入れる。現在、東京都八王子市在住。発達が気になる子どもの相談所を開設し、相談活動を行っている。日本児童文学者協会会員/日本子どもの本研究会会員/児童文化の会会員/「障がいと本の研究会」代表

山根旭[ヤマネアサヒ]
1992年、福島県に生まれる。現在、福島県いわき市在住。いわき市立小名浜第一中学校2年美術部に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

18
ズシリとくる本です。 私が関わっている子の将来をあらためて考えます。2024/04/05

ヒラP@ehon.gohon

16
障害を持つ子、特に発達障害、知的障害の子たちと一日を共にしていると、彼らの将来に思いを馳せることがあります。 算数も読み書きも苦手な彼らにも、感情や夢があります。 結婚も有りうるでしょう。 でも、父親母親がそろって障害者だったら、子はどのような思いにさいなまれるのでしょう。 この本を読み終えて、考え込んでしまいました。2020/06/30

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

12
小学校4年生の高子。授業参観に来る母さんは変な格好をしてるし、大声をはりあげたりします。高子の両親は障害者で、いつか高子に話すつもりでしたが、高子は知ってしまいました。ショックとやりきれなさで涙が止まらない高子。読んでいてもじんとくるおはなしでした。2018/10/01

fumikaze

5
映画「わたしの母さん」がとても良かったので。本を先に読んでいたらまた違ったかもしれないが、本は地味でそれ程印象に残らない。映画では養護学級育ちの「母さん」が生き生きのびのびしていて魅力的だったが、あれは演技力(配役)のおかげだったのだろう。2024/04/15

渡辺 にゃん太郎

1
絵本の中の清子母さんは高子からは勉強を教わらない強情なところがあって、高子はみどり学級をばいきん扱いしてその後も障がい者の偏見がゴリゴリなところがあり、微笑ましい似た者親子だなと思った。映画と違ってプー〇ンも糸賀先生も出ないけど、絵本は絵本で「読書最高!」感がすごくて思想が強めだった。あとは団地のちびっ子たちが清子母さんを集団でボコボコにするところと若ちゃんが身代わりになってひたすらに耐えるシーンは何かすごく怖かった。そこに何も感じなかったちびっ子がそのまま大人になったら更にこわいけど。2024/05/02

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