母の色えんぴつ

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  • サイズ B6判/ページ数 124p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784939000256
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0037

内容説明

松崎さんのお母さんの絵を見ていると、わけもなく涙が出てきます。松崎さんは、こんな優しいお母さんに育てられたんですね。心を癒す詩画集第2集。

著者等紹介

松崎ヤエ[マツザキヤエ]
1920(大正9)年4月29日佐賀生まれ。3歳で長崎に養女に出され、23歳(満州)で松崎智と結婚。生まれた子4人のうち3人が引揚げ混乱で亡くなる。長崎で子2人生まれたが、まもなく夫と離別。バラック小屋に住み、日雇いをしながら子3人を育てた。’98年1月10日、脳内出血のため永眠。享年77歳
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

44
夜間中学の本を多く書いている松崎先生は、最近はご自身のことを書かれることも増えている。今年出た『こころの散歩道』でも、少し触れられた、亡くなられたお母さんが描き残した色えんぴつの絵に、先生の著書からの言葉が引用されている。苦労の中でも子どもに優しかったエピソードもそうだが、淡彩の穏やかなタッチの絵は、本当に心癒やされる。ご自分の趣味なので人には見せなかったらしいが、実に上手で、気持ちがこもっていると思う。この本は、お母さんの絵が主人公というべきだろう。2020/11/05

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