内容説明
うちの子には関係ない、そう思っているお父さん、お母さん。これはあなたのお話なのです。
目次
第1章 子育ての心を求めて(美しい花を咲かせるために;「手抜き」していませんか? ほか)
第2章 子どものシグナル見えますか(一つの出会いから;子どもに×は似合わない ほか)
第3章 登校拒否とどう向きあうか(登校拒否ってなに;学校に行きたいけれど ほか)
第4章 大人たちからのメッセージ(アンケート集計;大人から子どもへ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんごのき
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広木先生は、不登校の問題に長年関わっていらっしゃる教育の専門家。不登校の子どもたちと同じ目線で気持ちを代弁しつつ、親や周囲がどうやって子どもを支えたらいいのか、平易な言葉でわかりやすく伝えてくれる。不登校の入門書として、とても読みやすい。ただ、初版が1994年で、2015年の今と家庭のあり方が違うので、「母親が子どもの伴走者、父親は二人を受け止める」という役割分担は、今の若い夫婦には違和感があるかも。また、当時はまだ発達障害という概念が一般的ではなかったため、それと不登校の関連については触れられていない。2015/02/14