目次
新しい世界システムと沖縄問題
グローバリゼーション、世界秩序、そして人権―沖縄の行方を考える
北朝鮮の核問題と沖縄
沖縄の米軍基地の行方―普天間飛行場返還問題を通して
EUの視点からみた沖縄のカルチュラル・アイデンティティと自立性
東アジアの安全保障と韓国―沖縄はどう捉えられているか
全体討論/パネルディスカッション
著者等紹介
波平勇夫[ナミヒライサオ]
1938年生まれ。ニューヨーク大学大学院博士課程修了(Ph.D.)後、沖縄国際大学教授、同大学文学部長、南島文化研究所所長、大学院研究科長を経て、現在、沖縄国際大学理事長・学長。専門分野は、都市社会学、階層社会学
タイラ,コージ[タイラ,コージ][Taira,Kouji]
1926年生まれ。沖縄外国語学校を卒業後、1950年、ガリレオ奨学金の第一期生として渡米。ニューメキシコ大学を卒業し、ウィスコン大学大学院で修士、スタンフォード大学で博士の学位を取得。国連の国際労働機構で国際労働行政に携わった後、スタンフォード大学準教授を経て、イリノイ大学教授に就いた。現在、イリノイ大学名誉教授。専門分野は、労働経済学、経済発展論。沖縄県知事賞(1944)、西部経済学会論文賞(1961)、ハーヴァード・ビジネス・スクール経営史論文賞(1970)、米国労働省論文賞(1983)、琉球新報賞(2003)等を受賞している
伊豆見元[イズミハジメ]
1950年生まれ。中央大学法学部卒業後、上智大学大学院国際関係論専攻博士課程前期修了、韓国延世大学政治学大学院研究課程修了後、財団法人平和・安全保障研究所主任研究員に就いた。現在、静岡県立大学国際関係学部教授。専門分野は、国際関係論
伊波洋一[イハヨウイチ]
1952年生まれ。琉球大学理工学部物理学科卒業後、宜野湾市職員として勤務。22年間の宜野湾市役所在職中は、環境行政や市への電算機導入、行政電算システム開発を担当。宜野湾市職労委員長、中部地区労事務局長、沖縄県議会議員二期(1996年6月~2003年4月)を経て、今年4月28日から宜野湾市長
ベイヴェール,パトリック[ベイヴェール,パトリック][Beillevaire,Patrick]
1949年生まれ。パリ大学で哲学修士(1975年)、社会人類学博士(1977年)の学位を取得。1982年医学部卒業後、精神科実習医、フランス国立科学研究センター研究員を経て、現在、同センター研究主任、社会科学高等研究院日本研究所所長。専門分野は沖縄民俗学、19世紀沖縄史
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