分校ものがたり―山の子どもたちと14年

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784938965334
  • NDC分類 371.3
  • Cコード C0095

内容説明

直木賞作品『子育てごっこ』から二十四年、あの大森分校での日々を追想する。作家として、教師として学んだ14年間の“ものがたり”。

目次

分校赴任
入学式、そして入村式
教育に恵まれなかった子どもたち
村人たちとの出会い
岩魚と鯉
「漢字の関所」
目の輝き
妻の覚悟
手づくり学芸会
離婚旅行
五歳児入学への挑戦
作家か,それとも校長か
神楽元年
涙の初舞台
「夕日の衣川」
ある到達点
学区への移住者たち
ちずちゃんの入学
「子育てごっこ」
さよなら分校

著者等紹介

三好京三[ミヨシキョウゾウ]
本名佐々木久雄。昭和6年3月岩手胆沢郡前沢町に生まれる。昭和18年4月岩手県立一関中学校入学。昭和23年4月学制改革により岩手県立一関高等学校(現一関第一高等学校)二年生に編入。5月文学サークル「作風」同人となり、創作「夜汽車」を発表。昭和25年3月一関高等学校卒業。前沢町役場日雇。測量と地図の作成。昭和26年3月中野小学校同僚、佐々木京子と結婚。昭和31年4月岩手県九戸郡、宿戸小学校勤務。、昭和36年4月岩手県胆沢郡、細野小学校勤務。、10月「岩手日報」掌編小説欄に、小説「正調北上夜曲」を発表。初めての依頼原稿。昭和37年4月岩手県胆沢郡衣川小学校大森分校勤務。、昭和46年~48年3月慶応義塾大学文学部卒業。昭和52年2月小説「子育てごっこ」で第七六回「直木賞」受賞。昭和53年3月退職。平成元年12月一関「文学の蔵設立委員会」会長に就任。平成10年3月水沢「北上川倶楽部」会長に就任
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