フレア文庫 深紅の帆

フレア文庫<br> 深紅の帆

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Junko

知人が８８歳。「深紅の帆」が懐かしく読みたいと言うので、再読し、送ってあげることにした。娘アッソリーと青年船長グレイが強い意志によって手に入れる、運命的なロマンのお話。2018/11/16

topo

預言者の言葉を信じ皆に嘲られても清らかな心を失わない可憐な少女と、自らの手で未来を切り拓いてゆく孤高の少年の甘い物語。おとぎ話の王道といった筋書きながら思索に耽る登場人物に海や帆船の情景描写が素晴らしく、魅力溢れる一冊。2021/07/09

Kenshi

タイトルロールの紅を引き立てる色彩の描写が美しい。夜明けのシーンは世界がまるごと生まれ変わるような鮮烈さだ。2022/05/06

黒い森会長

深紅の帆を持つ船が、アッソーリーニを迎えに来てくれる、という予言が成就する奇跡の物語。単純に、ロマンを楽しむ物語。2015/04/19

alpha_ralpha

豪快すぎる美しい話。よく考えたらなんの奇跡も起きていない。グレイの存在そのものが一番の奇跡。2015/01/22

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