内容説明
四人を包んだ膜は七色の光を放ち、ガクンと揺れて急上昇を始めた。足下の最勝寺が次第に小さくなり、山々を越えた向こうに小田原の街が見え、その向こうに海が見える。はるか下方に広がる地形が日本地図の一部であることがはっきりとわかってきた。伊豆半島や三浦半島が、そして大島が見え、やがて本州すべてが見えてきた。「UFOに乗っている!UFOに僕が乗っている!」
著者等紹介
宝生明[ホウショウアキラ]
東京都生まれ。早稲田大学理工学部資源工学科卒。大手広告会社を退職後、ライターとして雑誌などに執筆。別ペンネームで数冊の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ma Miyazaki
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SFのような話かと思ったら、 スピリチュアルな要素が多かったですね。 ただこの本を前にしたらそのような区分けもあまり意味をもたないです。 瞑想について書いてありますが、ヘミシンクの説明とも似ていると思いました。この本の中で、お前にとって本当に必要なことなら、向こうからお前に近づいてくる。それがこの世界、宇宙というものじゃ。 この一文が特に心に残りました。2015/02/28
080U3
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スピリチュアルを題材にした・・・・・と言ってしまえばそれまでなのだが、「未知との遭遇」とか「E.T.」とかに、実は近かったりして・・・・・と思ったりして。SFジャンルと言えなくもなく、ファンタジーとも言えなくもなく。何を前面で出すかによって、ジャンルが決まるのかなあ。しばらくして、あんなことをテーマに書いた本、あったなあと思い出すかも。2014/03/31
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