出版社内容情報
カチンとくる上司、ガツンとやりたい部下へ、日頃のウップンを投げつけたら、こうなった。上司業のサブテキストにうってつけ。
大賞 1編
優秀作 3編
佳作 30編
入選作 266編
●上司よ……編
●部下よ……編
●アラカルト編
上司取扱い説明書
公募のてんまつ
選著者講評
上司を一度ももたずに、一生を終える人っているんですね。
昔なら大名のバカ殿とか、貴族の家系とか。今ならワンマン社長の二代目など、親の七光りでそのまま安楽な地位を継いでいる、世にも羨しき人たちです。
しかし、世の中の大多数は上司につかえざるを得ないしがらみの中でしか生きられない。また、たとえ部下をもつ上司の身でも、通算すれば頭に上司をいただく期間のほうが、じつはずっと長いのだということを案外しらないのだ。
たとえば苦節ン十年、ようやく大企業の社長になったところで、上には会長がデーンといるという図式、企業社会では当たり前。やがて会長になり、やれやれ上司がいなくなったなあ、なんて思うころには、いつ黄泉の国へおよばれされてもいいおん歳となる。
つまり、サラリーマンなら、部下をもった年数より上司につかえた年数のほうが圧倒的に長いのである。
(つづく……)
内容説明
カチンとくる上司、ガツンとやりたい部下へ―日頃のウップンを投げつけたら、こうなった。上司業のサブテキスト。