内容説明
道元、珠光、利休ら先人たちの知恵に学び、四季の趣や四季の無心を愉しむ…。そういう家づくりをいつか、あなたも。
目次
第1章 「数奇屋」の歴史(「数奇屋」とは一体何か。その生い立ちとは?;茶の移入の歴史;鎌倉時代初期、「僧院の茶湯」のはじまり ほか)
第2章 数奇屋の本流は「侘び数寄・町人の数奇屋」(物の不足を「心の豊かさで補う」;「心の綺麗さ=心の豊かさ」の自我意識;「不揃い賛美」の自我意識 ほか)
第3章 禅に学ぶ「家をつくる心得」「住まう心得」(道元の『典座教訓』『赴粥飯法』に学ぶ家づくり;「使う前の検品」と「適材適所」が、自然素材の命を守る;そもそも「精進」とは ほか)
著者等紹介
中村昌平[ナカムラショウヘイ]
1941年京城生まれ。明治大学工学部建築学科卒業。1979年(株)樹(たちき)設計事務所を設立。NPOやみぞの森理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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