内容説明
ケース・スタディーが明らかにするモダニズム建築の潜在的可能性と内在的危険性。われわれはどう乗り越えるか？普遍性追求派と特殊性追求派の相克を鮮明に。
目次
ワイゼンホーフジードルングの実験―インターナショナル・スタイルか それとも１６の別々の建築か（シュツットガルト）
フーゴー・ヘーリング―ガルカウ農場（リューベック近傍）
ワルター・グロピウス―バウハウス校舎（デッサウ）
ヤン・ダウカー―ゾンストラール・サナトリウム（ヒルベルサム）
ブルーノ・タウト―シェーレンドルフ集合住宅（ベルリン）
エリック・メンデルゾーン―ショッケン百貨店（シュツットガルト）
ル・コルビュジエ―サヴォワ邸（ポワッシー）
アルヴァ・アールト―ヴィープリ図書館（カレリア）
ピエール・ルイジ・ネルヴィ―飛行船格納庫（オルヴィエート）
ジュゼッペ・テラーニ―カサ・デル・ファッショ（コモ）
エリック・グンナー・アスプルンド―イェーテボリ裁判所増築（イェーテボリ）
フランク・ロイド・ライト―ユーソニアン住宅（アラバマ）
ハンス・シャローン―国立劇場計画案（マンハイム）
ルートヴィッヒ・ミース・ファン・デル・ローエ―新国立美術館（ベルリン）
シーグルド・レヴェレンツ―聖ペテロ教会（クリッパン）
ルイス・カーン―キンベル美術館（フォートワース）
著者等紹介
ブランデル‐ジョーンズ，ピーター［ブランデルジョーンズ，ピーター］［Ｂｌｕｎｄｅｌｌ Ｊｏｎｅｓ，Ｐｅｔｅｒ］
１９４９年、英国、エクセターに生まれる。１９６６年から７２年までロンドンのスクール・オヴ・アーキテクチュラル・アソシエーション（ＡＡスクール）に学ぶ。設計活動に携わったのち、１９７８年から８３年までケンブリッジ大学で講師を、８８年から９４年のでサウス・バンク大学で講師を務めた。１９４４年以降はシェフィールド大学の教授となり現在に及ぶ
中村敏男［ナカムラトシオ］
１９３１年東京都に生まれる。早稲田大学理工学部建築学科卒業。近代建築社、鹿島出版会を経て、１９７１年～１９９５年建築雑誌『ａ＋ｕ』編集長。１９５５年～２０００年ＪＩＡプレスを主宰（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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