内容説明
本書は「解決思向ブリーフセラピー」の実際について、「効果的・効率的な援助」をしたいと思う場合に、役立つものです。
目次
第1章 ブリーフセラピーのエッセンス(ブリーフセラピーとは、なにか?;“問題”の整理のしかた;“問題解決”と“解決の構築”の違い;“解決”の構築は難しい?;原因や過去、“問題”にこだわらないために ほか)
第2章 ブリーフセラピーの進め方の実際(面接の進め方;“問題行動”生徒との対応;保護者との面接の進め方;学校での事例とブリーフセラピー)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文章で飯を食う
9
解決を見れば、解決する。問題を見れば、問題になる。できているところをさがして注目する。カウンセラーよりクライアントが偉い。ブリーフセラピーはおもしろいね。2010/10/19
おやつ
6
ぬあああーー。どうも私、森先生の中にある、おちゃらけた・ふざけた感じがどうしても性に合わないようです。おそらくそんなつもりはないのでしょうが、バカにされているように感じてしまいます。だけど、これは読みやすく示唆に富んだよい本です。2018/07/20
田仲
5
不安とうつは違う。不安は、未来に対するもの。うつは、過去に対するもの。教員は、原因を突き止めることを指導だとか解決への糸口だと考える人が多すぎる。みんな、これ読んだ方いい。2018/11/29
たらこ
5
わかりやすいし、副作用が最小限。そして、解決志向はセラピストから変な力が抜けるのがいいところだと思う。2014/12/10
ふうてんてん
4
すっごくわかりやすいし楽しい本。解決志向って素敵。問題にばかり焦点をあてていても何も良くはならない。つい原因を追究しがちだけど、それよりも未来をイメージする事が大切。解決方法を当事者が自分で見つけ出すための手助けをカウンセラーはするだけ。色んな人に読んでほしい一冊。2015/05/14