内容説明
本書の目的は、実践としての学校教育相談を体系的に記述すること、すなわち、学校教育相談実践を構造的に理論化することにある。そのため、類書に見られるような個々の実例や具体策についての記述は後日に期すことにし、本書では、学校教育相談の理論化にかかわる中核的な要素に限定した。
目次
第1章 私の実践―問題の所在(私の学校教育相談実践;校務分掌の位置づけにともなう諸問題 ほか)
第2章 私の学校教育相談研究(生活指導(生徒指導)担当者の意識調査から
学校教育相談実践史から ほか)
第3章 学校教育相談の将来展望(文部省の「スクールカウンセラー活用調査研究委託事業」と学校臨床心理士について;「相談教諭」構想について ほか)